叔父の趣味『現在禁止です』

叔父との思い出を、もう一人の叔父。母の実弟と話していました。叔父の趣味は現在禁止されているものです。
 
 
今から３０～３５年前の話です。毎年お正月２日になると祖父母のに母方の妹弟が集まり、夜になると私の（旧、〇宮市）に移動して泊まるのです。そして、早朝に森に霞網を仕掛けに行くんです。野鳥を獲る為に・・・。それが叔父の独身の頃からの趣味で、うちに来る目的なのでした。うちは埼玉でも田舎なので当時は獲れていたそうです。モズが獲れると叔父はガッカリして逃がしていた様な・・・。でも、叔父のお陰で鳥が好きになり、名前も覚えたし珍しいメジロも触れたり撫でたりしました。私自身は、ヒヨコを飼ってニワトリに成長させたり、インコ・文鳥・落ちてきたスズメの子を看病したりと色々飼いました。叔父の家には何十羽も鳥が飼われていてピピピと鳴いていました。毎日、餌や水やりは欠かす事無くやっていました。そんな叔父が、ある日・・・鳥を手放したと聞きました。なんで？どうしたの？と聞くと・・・。叔母が結婚１０年目にして子供が出来たと言う事で、赤ちゃんが生まれるなら鳥は飼えないだろうって事になり、きっと叔父は決断したんだと思う。母の実弟の叔父の想い出は、私にとっても叔父との良い想い出だった。現在は禁止になっている事だが・・・。昔話の懐かしい思い出でございます